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徳江陽子コンサート=15日、サンパウロ市で最終公演

ニッケイ新聞 2008年6月13日付け

 ブラジル日本移民百周年を記念して国内三都市で公演してきたピアニスト、徳江陽子さんの最終公演が十五日正午から、サンパウロ市のアルトゥール・ルビンステイン劇場(Rua Hungria,1000-Jardim Paulistano)で行われる。入場無料。
 今回の公演は、日本の日伯交流100実行委員会主催で、日伯交流年認定事業。
 徳江さんは五月末に来伯、四十日間の滞在中に予定されている七公演のうち、すでに六公演を終えた。日本で開催したチャリティーコンサートの収益から、ブラジルのエイズ施設や自閉症施設などへ寄付も行った。
 十五日の公演では、第一部と二部には着物でブラジルのクラシック曲、叙情歌を演奏、第三部はドレスに着替えて、スタンダードなクラシックを演奏する。約二時間の予定。
 同委員会の斉田光孚専務理事と九日に来社した徳江さんは、「多くの関係者が訪れてくれて、大きな盛り上がりを見せた。皆さんのおかげで楽しい演奏会を行えました」と今までのコンサートを振り返るとともに、「十五日の公演も少しでも多くの人に来ていただきたい」と意気込みを語った。

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