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サンパウロ日本人学校寄付活動=福祉5施設に衣類など贈る

ニッケイ新聞 2008年7月4日付け

 サンパウロ日本人学校(清水喜義校長)は、一日午後一時に、サンパウロ市リベルダーデ区の援協診療所前で、衣類、本、金品などを、日系福祉団体に寄贈した。
 森口イナシオ援協会長は「毎年寄付を頂き感謝している。貧しい人や精神的に悩んでいる人たちの支えになる。各団体が有効に活用するよう願っている」と話した。
 清水喜義校長は「今年で寄付活動は二十三回になる。事業を通して、子供たちに福祉の心を伝えていきたい」と述べた。同校PTA代表の安部のり子社会奉仕部長は、寄付を続ける意義などについて説明したうえで、「今年は移民百周年。ブラジルのことがより分かった」と語った。
 寄贈品の受け渡しに出席したのは、援協本部(森口イナシオ会長)、やすらぎホーム(与儀昭雄経営委員長)、救済会「憩の園」(秋村寿治理事)、社会福祉法人「こどものその」(清原ケンジ理事)、希望の家(千田ジョゼ事務局長)。

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