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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年8月2日付け

 文協の三大お荷物といわれているのが、国士舘センター、図書館、そして史料館。いわゆる三館(舘)問題の解決は、なかなか突破口を見出せない状況。そんななか、このたび史料館が特別展示室をオープンした。史料収集委員長で初代館長だった斉藤広志USP教授の名前を冠した。開館から三十年、初心に戻ってーといったところだろうか。栗原猛・史料館運営委員長の豪腕にこれからも期待したい。
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 日伯の交流促進を目指して行われていた「二十一世紀の日伯地域リーダー交流事業」。最終日の二十五日には、反省会が行われ、参加者が感想を述べた。予定よりも遅く始まり、一人一人感想を述べていたので予定時間を大幅に過ぎてしまった。続いてお別れ会に移ったのだが、そこでも各日系団体の関係者がそれぞれ長々とあいさつし、呆れ顔の参加者も。あいさつする側もその辺りに気を配るべきだったのでは。
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 暦上ではまだ冬のはずだが、サンパウロでは連日暖かい日が続いている。それに雨もまったく振っていない。車の排気ガスや塵も空気上にたまっており、ここらで一雨欲しいところだ。ちなみにブラジルメディアによれば、六月二十一日のサンパウロの記念式典日以来、雨は振っていないとか。なんとも運の悪い話。

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