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ニッケイ新聞 2008年8月5日付け

 県連発表による日本祭(三日間)の入場者数二十万人を考えれば、十日間開催された日本週間の十一万人は少ない感じもするが、平日は閑散としていたことは確か。ほとんどの入場者が週末に訪れたようだが、同会場は消防法の関係で四千六百人の入場しか認めず、列を作った人のなかには、待ちきれずに帰った人も多かったよう。
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 ブラジル日本移民百周年協会は、先月あった日本祭で百周年式典のDVD(二十レアル)を約五百枚販売。その後、「海賊版でもないのに、途中で映像が切れる」といった苦情が相次いだ。聞けば、「日本祭に間に合わせようと業者を急かした結果」だというが…。同協会では、「持ってきてもらえれば、修正したものに交換する」と話している。問い合わせは、百周年協会(電話=11・3209・3875/3277・3279)まで。
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 今年は四百食を用意する長崎のチャンポン祭り。長崎にある有名ちゃんぽん店の「みろくや」から関係者が来伯し、本場の味を伝えたことから始まったという。ここブラジルでも二日前からだし汁を作り始めるという気合いのいれようだ。長崎県人会の関係者によれば、今年の日本祭で「長崎うどん」を出したところ、「チャンポンはないのか」と苦情? も受けたとか。中々の人気。

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