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リオ州日本移民百年史=多彩な項目、読み応え

ニッケイ新聞 2008年9月11日付け

 リオデジャネイロ州日本移民百周年祭実行委員会(鹿田明義委員長)は、六月末、同州の日本移民の歩みをまとめた「リオデジャネイロ州日本移民100年史」(二百九十三頁)の日本語版(五百部)を発行した。JICA青年ボランティアの第二十回生、関根亮氏が執筆を担当した。
 一九〇五年に公使として赴任、日本移民導入に尽力した杉村濬、植民地建設を目指した隈部三郎、後に「葡和辞典」を編纂する大武和三郎らの業績に光を当てた「笠戸丸前史」、「戦前移民史」では、宝石商、洗染業など様々な職種で活躍した日系商店、日本人会の誕生を取り上げる。
 敵性国人として拘留された日本人の名簿や勝ち負け問題も扱った「戦中史編」、「戦後史編」では日本企業のリオ進出、活発化した州内各地の日系人団体の活動、日本語学校の取り組みなども詳しく掘り下げた内容となっている。
 日系美術家についても触れ、年表や資料も巻末に掲載しており、リオの日本人移民史を知る決定版といえそうだ。
 ポルトガル語は、今月中に千五百部を発行予定。日本語版は五十レアルで販売されている。
 詳しくはリオ州日伯文化体育連盟(電話=21・2533・0047)まで。

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