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日伯学術交流プロジェクト=「現代都市文化の根源を求めて」=14日までセミナー、シンポ

ニッケイ新聞 2008年10月9日付け

 日本―ブラジル国際文化学術交流プロジェクト「現代都市文化の根源を求めて」のセミナー、シンポジウムが、十四日までサンパウロ市、リオなどで実施される。百周年記念事業、入場無料。
 日本現代建築についてのワークショップは、九日午後十二時半から午後二時までサンパウロ大学建築年計画学部八〇七講義室(Rua do Lago 876,)、十四日午前十時から正午までリオ連邦大学都市計画学部アルキメンデス・メモリアル講堂(AV.Pedro Clamon,550)で行われる。藤森照信氏(東京大学)、塚本由晴氏(東京工業大学)が講師を務め、自身の建築作品を紹介し、建築学科の学生と討論する。
 「日本とブラジルの現代文化と現代都市」についてのシンポジウムは、十日(午前九時半)と十一日(午前十時)にサンパウロ市バラ・フンダ区のメモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナ会議場で開催。大竹ルイ氏が基調講演し、都市の近代化とその建築および文学表現について二日間にわたって議論を行う。
 十三日にはカンピーナス大学言語研究所で「表現の限界・二十世紀日本文学における暴力と検閲」をテーマに日本の文学をめぐる様々な問題点を議論する。
 同シンポジウムのサイトは、www.geocities.jp/picbj2008/japanese/main.html

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