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ニッケイ新聞 2008年10月10日付け

 エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)が昨年十月から名古屋―サンパウロ路線を開始、デカセギ客が想定以上に多くて航空会社は大喜び、との話が聞こえてくる。9・11テロ以来、運行を取りやめていた大韓航空も今年六月から日本移民百周年に合わせて仁川―サンパウロ路線を復活させた。日本人客を想定しており、客室乗務員も基本的な日本語会話ができるという。他国の会社は百周年を商機として捉えていたようだ。今回はTAMがスターアライアンスに加盟することで、ANAにもタナボタ効果が期待できるかも?
     ◎
 十一日から始まる都市対抗野球で新日本石油ENEOSと対戦するブラジル代表は、〇九年三月にヨーロッパで開催される第二回ワールドベースボールクラシックの南米枠出場権をかけ、九月二十六日から五日までヴェネズエラで開催された予選に出場。最終戦まで残ったが、強豪ヴェネズエラやプエルトリコに惨敗し、二勝七敗で残念ながら出場権を得ることはできなかった。早慶戦、高校野球と慌しかった今年のブラジル球界。百周年事業の最後を飾る都市対抗でどのような試合を見せてくれるか楽しみだ。
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 援協経営のサントス厚生ホームの年末フェスタ。今年は十二月七日の開催。同ホームの祭りは、港町とあって刺身など海の幸をふんだんに使った料理で大人気。現在、サンパウロからの日帰りバスツアーの申し込みを受付けている。一人五十五レアル。希望者は早めの申し込みがおすすめ。問い合わせ申し込みは援協会員課まで(電話11・3385・6607)。

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