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サンパウロ市で環境産業見本市=世界400社出展、12日から=日本企業も積極的に参加

ニッケイ新聞 2008年11月7日付け

 月刊環境産業雑誌「Revista Meio Ambiente Industrial」などが主催する「第十回ブラジル国際環境産業見本市(FIMAI)」が、十二日から十四日(午後二時~午後九時)までエスポ・セントロ・ノルテ・パビリョン・アズール(Rua Jose Bernardo Pinto,333 ? Vila Guilherme)で開催される。入場無料。
 同見本市に、JETRO(日本貿易振興機構)が日本パビリオンとして出展する。案内に訪れた佐々木光所長、兵藤栄寿理事(同見本市担当)の説明によると、同パビリオンには島津製作所、住友重工、川崎重工、三菱UFJ証券、京セラ・ソーラー・ド・ブラジル、日立グループ、マエカワ・ド・ブラジルなど日本企業十三社、一機関が出展する予定。
 同見本市へ日本企業が参加するのは今年で二回目。昨年は日本の環境機器・技術関連企業十九社のカタログによる展示だったが、今年は十三社・一機関が実器の展示を行う。昨年は九カ国三百七十社が出展、今年は十二カ国約四百社が出展を予定している。
 佐々木所長は、「ブラジルはこれから伸びる国で、環境に対する意識も高くなってきており、日本企業も省エネ技術の紹介に力を入れている」と参加する理由を話した。「JETROとしてもこれからさらに環境技術に力を入れていくので、ぜひ一度足を運んでください」と来場を呼びかけた。
 詳細等はJETROサンパウロ事務所(11・3141・0788)まで。

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