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皆さんの協力に感謝=熊本県人会役員が報告

ニッケイ新聞 2008年11月22日付け

 先月十七日に創立五十周年、県人移民百周年式典を行なった熊本県文化交流協会の小山田祥雄会長、宮原ジョルジ副会長が先週はじめに本紙を訪れ、「皆さんのおかげで立派な式典ができました」と新聞を通じ感謝を表した。
 今回母県からは、沖縄百周年に次ぐ規模となる約百四十人の訪問団が来伯。会館では蒲島郁夫知事が揮毫した「夢」の文字を刻んだ記念碑が除幕された。
 「州議会で式典を開催することができ、日本の人たちはびっくりしていました。知事、熊本市長はじめ皆さんに喜んでもらえてよかった」と小山田会長。研修制度の継続に加え、経済面も見据えて今後さらに交流を進めることなどを話しあったという。
 会長はまた、定期的な母県・ブラジル訪問団による相互交流を進めたいとも話す。昨年には熊本城築城四百年祭でブラジルから訪問した。九州新幹線が全線開通する二〇一一年に再び訪問との話もあるようだ。
 式典翌日に開催、八カ国の県人・県系人が一堂に会した「もっこす熊本人世界大会」についても「喜んでもらえた」と話し、今後は母県に加え、「国ごとの交流も進めていけたら」と希望を語った。

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