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浜松市女子高生ひき逃げ帰伯逃亡事件=被告、来月1日に控訴の見通し

ニッケイ新聞 2008年11月29日付け

 一九九九年に静岡県浜松市内であったひき逃げ帰伯逃亡事件で、二十一日、業務上過失致死と救護義務違反の罪で、四年間の社会奉仕活動と三百万円相当の遺族への賠償金の支払い判決(同義務の不履行で四年の禁固刑)を受けた日系人ミルトン・ノボル・ヒガキ被告(33)が、控訴期限の最終日となる来月一日に、サンパウロ州高等裁判所に控訴する見通しであることが分かった。担当弁護士のアレッサンドロ・テッシ氏が二十八日午前、ニッケイ新聞に明らかにした。
 同弁護士は「判決内容が彼には重過ぎる」と述べ、被告と話し合いの上、決定したと話している。

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