ホーム | 日系社会ニュース | ANBA=山本会長「最高の年」=日系協会百周年打ち上げ

ANBA=山本会長「最高の年」=日系協会百周年打ち上げ

ニッケイ新聞 2008年12月10日付け

 「最高の年でした。みなさまの協力のおかげです」。ノーヴァ・バンデイテンテ射撃協会(ANBA=山本恒夫会長)は八日に来社し、今年を振り返ってそう感謝した。
 特に同協会出身の山本会長の息子、昭ステニオさんが北京五輪の射撃競技でブラジル代表として出場したことは、大きな喜びを会員にあたえた。
 同協会が四月に主催した百周年記念式典では、日本ライフル射撃協会(菊地陞会長)から初寄贈されたメダル(金・銀・銅)が授与された。総合優勝は、予備空軍大佐の遠藤マリオさん、女性の部ではアナ・ベアトリース・アユミ佐藤さん(佐藤秀夫予備空軍大佐の娘)が優勝した。京野吉男予備陸軍大佐もカラオケの部で「同期の桜」を歌って優勝した。
 なお、京野氏が会長を務めるブラジル日系協会では創立二十周年と百周年を記念して、ANBAなどの日系団体と共に十八日にサンパウロ市カンポ・デ・マルテの空軍施設で「百周年祭の打ち上げパーティ」を行う予定。「締めのお祝いをしなきゃ。日系人の顔に誇りを持って」と語った。

image_print