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聖南西連盟=山村体制いよいよ始動=活動活性化に向け会合=「各地の実情にあった利点を」

ニッケイ新聞 2009年1月30日付け

 先週の総会でレジストロの山村敏明氏を新会長に選出した聖南西文化体育連盟は二十四日午後五時から、さっそくヴァルゼン・グランデ文化体育協会で会合を持ち、参加が不活発な傘下団体との関係活性化を模索する話合いをもった。十一団体から約二十五人が参加した。初めて各代表者と腹を割った話をする機会になった今回、山村会長を中心に、お互いの団体の現状や抱える問題を忌憚なく話し、アドバイスし合う形になり、図らずも地方版統合フォーラムのような会合となった。
 イタペセリカ、エンブ―、イタペビ、ジャンジーラの四文協が連合会活動への参加が不活発なことから、今回は特に強く出席が求められたが、直前にキャンセルが続き、顔を出したのはイタペビだけだった。同代表は、今後積極的に参加する意思をその場で表明し、一同は喜んだ。
 山村会長は「今年は次の百周年への一年目で大変重要な年。地方の団結を図り、一緒に成長しよう」との方針を示し、「三~四カ月に一回の割合で持ち回りの会議開催」を呼びかけた。
 ヴァルゼン・グランデ文協の会費は月五十レアルだが、日本語学校などの出費をまかなうためにヤキソバ祭りなどを頻繁に開催。ピエダーデ文協の会費は年一最低給(四百十五レアル)、イビウナ文協からも「もっと若者を増やさないと十五年、二十年後が心配」との声が出された。
 カウカイア・ド・アウト文協は、市内に日系百家族がいるが会員は三十三家族のみで、年会費は二百五十レアル。「〇三年から値上げしていない。その分、ヤキソバ、ビンゴなどのイベント収入で補っている。とくにビンゴは九〇%がブラジル人客」という。
 マイリンケ文協では同地の二百三十五日系家族中、百一家族が会員。年会費は二百レアル。ノイチ・ジャポネーザなどのイベントを積極的に行い収入を補っている。
 オザスコ文協では五百家族が会員で、会費は年八十レアル。安いようだが、陸上や野球など部門ごとに別途を徴収しているので、文協施設を利用する人ほど多く払う制度になっている。その分、ヤキソバ、ビンゴ、フェスタ・ジュニーナなどのイベントで収入を補う。
 山村会長によれば、レジストロ文協では会員は三百二十家族で年会費は二百四十レアル、「寿司祭りや灯篭流しの収入で補っている」と説明した。文協独自の取り組みとして「会員には特典がある」と強調した。近隣のガソリンスタンドと契約し、文協会員に発行しているカードを見せると二%割引きになる。
 「どの家庭にも最低一台は車がある。三百二十台が二百レアルずつ給油すれば、バカにならない。これを連盟でもやれば何千台にもなり、大変な金額になるだろう」とのアイデアを提案し、「各団体で地域の実情にあった利点を与える方法を考えられるのでは」と薦めた。
 また、連盟の年間収支が赤字になりそうな点について、「香典返しの半額を、連盟や各地の文協などに寄付してもらう〃半返し〃の習慣を広めたらどうか」との意見もだされた。二時間半に渡って意見が交換され、次回は連盟監査を選任する会議の招集をすることを申し合わせた。

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