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東西南北

ニッケイ新聞 2009年2月11日付け

 サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市の信号で停車中の車盗難だけなら、珍しくなくても、被害者がルーラ大統領養子で同市観光イベント部門担当ディレクターのマルコス・クラウジオ氏といえば話は別。六日夜、護衛もなく一人で運転中のところを襲われ、車と銀行のカード、ドクメントなどを奪われたが、七日未明に発見された品々は荒らされた痕跡なし。強盗に狙われたルーラ大統領子息は三人目だが、マルコス氏だけが銃撃戦にならなかったのは一人だったことが幸いした?
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 十日付け本紙既報のアマゾンの小型機墜落事故では、コアリ市の企業家の誕生パーティー招待客二三人中二一人が死亡、内一八人は親族。九日の犠牲者埋葬にはコアリ市民四万人が参加するなど、事故から後の町は、普段の活動を停止。一方、公開された乗客リストからは定員超過が確認されたが、コアリ空港での監察業務は何も行われていなかったともいう。
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 サンパウロ州立校の授業開始は十一日から十六日に変更されたが、その理由は、臨時採用の教師枠は試験を受けてない教師にも広げるべしとの要求が通り、希望者を再募集したため。採用試験を受けた教師二一万人中、三五〇〇人もが零点との話にも驚いたが、十日付け伯字紙には、その内の一五〇〇人が今年の教壇に立つとの報道。二五問中一問も答えられなかった、または答えようとしなかった教師から、生徒達は何を教わるのだろうか。
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 大学の新入生歓迎会が行われる時期によく聞くのは、急性アルコール中毒や上級生からの暴行事件。九日にもサンパウロ州の私立校医学部の新入生が二人意識不明となったが、暴行に飲酒強要の上級生が医学生とは呆れた話だ。

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