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「懐かしい曲で踊ろう」=健康体操=準指導員養成セミナー=参加者を広く募集中

ニッケイ新聞 2009年2月17日付け

 心と身体と頭を使って健康増進を目指すブラジル健康表現体操協会(川添敏江会長)が、三月二十一日から第三期準指導員養成セミナーを行うにあたり、参加者を募集している。
 同協会は静岡県浜松市に本部を置く全日本健康音楽研究会(斉藤千代子会長)のブラジル支部で、今セミナーは共催で行う。
 十一日に来社した川添会長は「たくさんのご参加を。セミナーをきっかけに、運動しながら友達を作り、生活の質の向上を目指しましょう」と参加を呼びかけた。
 〇六年に発足した同協会だが、第一~二期の準指導員はすでに計三十一人おり、五百人の愛好者を指導している。各準指導員があちこちで教室を毎週開講し、健康体操に興味を持つ人は増えているという。
 今回のセミナーは三月から毎月一回、十一回にわたってサンパウロ市の福島県人会(グロリア街721番)で開催される。受講費は各回十五レアル。「さくらさくら」などの懐かしのメロディー十七曲の踊りを習得してもらう。その後、日本の本部から来る審査員が試験をし、合格者には準指導員の認定証が渡される。
 第一期準指導員の大島トミさんも「みなさん、体の痛みが取れたといわれますよ」と勧め、第二期の小林文枝副会長も「懐かしい音楽のリズムにのってやわらかい動きをしますから、楽しくできる」、市田イツ子副会長も「日本には四百曲もあり、ブラジルでも三十曲余りを指導しています」という。
 同協会では地方への出張指導も行っている。地方の文協や老人会などで健康体操に興味があるところや、養成セミナーに参加希望する人は、川添会長(11・4828・3611、shk@suzuya.com.br)まで連絡を。

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