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NGOとして活動スタート=青葉祭り=第1回『福祉祭り』も好調=今後は旅行、講習会も

ニッケイ新聞 2009年2月20日付け

 地域直送の有機野菜、ADESC(農協婦人部連合会=内海千代美会長)手作りの加工食品、屋上で食べる郷土料理でお馴染みの、ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)主催「青葉祭り」が、昨年十二月で二周年を迎え、ファンのニーズに応えようと新しい挑戦を始めた。今月、NGO(非政府団体)「青葉健康生活協会」(代表=中沢宏一宮城県人会長)を設立し、従来の第三土、日曜日に加えて、第一土曜日に「青葉福祉祭り」を開催。新鮮な野菜や手作り加工食品がより身近になった。

 今月七日、第一回目となる「青葉福祉祭り」を同県人会館で開催。NGOとしての活動がスタートした。会員は、青葉祭りを支えてきた宮城県人会員やADESCなどが中心。
 「もっと開いて欲しいという声に応えたかった」と中沢会長。青葉祭りを通じて、健康的な生活を支えるための組織作りの必要性を実感。「会員のための活動」という県人会会則からは外れるため、NGO設立へと踏み切った。
 中沢会長は、「小さな活動ですが」と前置きした上で、「有機栽培などをしている生産者の活動を援助し、消費者が安心して購入できる場を作りたい」と説明。口調からは決意とやる気が伝わってくる。
 第一回目の七日は、地下駐車場で野菜や加工食品販売、屋上テラスで婦人部が手作りカレーを振る舞った。よく晴れて気温が上がったため、カレーの売れ行きはまあまあだったというが、「皆さんに知ってもらって、これから少しずつペースをあげていきたい」と婦人部の皆さん。
 来月からはサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が屋上テラスで食事を提供する予定。福祉センター建設のための募金活動も同時に行う。
 同NGOは運営責任団体として、健康的な環境作りのために、様々な場を提供してゆく考えだ。
 昨年十一月には、NGO設立のための視察も兼ねて、青葉祭りやADESCのメンバー二十人余りで一泊二日の「農業視察旅行」を実施した。
 カッポン・ボニートでADESC支部や、カッポン・ボニート農業組合(CACB)と交流。ADESC支部の女性たちが開催する月に一度の「フェイラ・ダ・ルーア」と呼ばれる夜のフェイラにも参加して、各地の工夫を学んだ。
 また同旅行では、青葉祭りで新鮮な有機野菜を販売している宮田農場を訪問。宮田隆行さんが「直売とコスト減が鍵」と話す独自の有機栽培方法を教えてもらうなど、貴重な交流をした。
 ヴァルジェン・グランデでも、ADESCの活動の中心として活躍している同支部の皆さんと交流、またカウカイアの杓田蘭農園を視察した。
 各地で横の関係を深めると同時に、「日系農家のいかに根を張った繋がりがあるかを再確認した」(中沢会長)という。
 同NGOは今後の活動として、第一土曜日に福祉祭りを実施するほか、このような旅行や講習会を計画する予定だ。
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 次回青葉祭りは、二十一、二十二日午前七時から午後五時まで。会場はリベルダーデ区の同会館(Rua Fagundes,152)。恒例のさんま定食、イカポッポ焼き、はらこ飯、ずんだ餅、冷やし中華、牛タン入り餃子などメニューが豊富。また、土曜日に売切れがちの有機野菜だが、日曜にも入荷予定。

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