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大部総領事夫妻を歓迎=公邸に3百人駆けつける=サンパウロ市

ニッケイ新聞 2009年3月14日付け

 在サンパウロ総領事館は十二日正午からモルンビー区の同公邸で、今年一月に着任した大部一秋総領事の着任レセプションを開いた。コロニアの関係者など約三百人の招待客が集まり、大部総領事と栄子夫人の着任を歓迎した。
 島内憲駐伯大使をはじめ、植木茂彬・元鉱山動力大臣、上野アントニオ元連邦下議、上原幸啓文協会長らも列席。
 大部総領事夫妻は、足を運んだ一人ひとりと握手をしてあいさつ。当日でちょうど着任から二カ月となった夫妻は、すでに顔なじみも多いようで和やかに歓談のひと時を過ごしていた。
 マイクを持ちあいさつに立った大部総領事は、「日系社会から大変温かい歓迎を受けてその存在の重要性を肌で感じ、またサンパウロの経済的重要性を改めて認識した」と着任後の感想を述べ、「両国間の関係促進のため、その架け橋である日系社会のさらなる発展のため、最大限努力してゆきたい」と宣言した。
 あいさつ後は公邸のシェフによるから揚げ、牛丼、ちらし寿司などの日本食が振舞われ、午後二時過ぎまでにぎわった。

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