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飯星下議がパソコン寄贈=グルッポ日系に15台

ニッケイ新聞 2009年4月1日付け

 今年創立十周年を迎え、地道に帰伯デカセギに職の紹介支援をしてきたグルッポ・ニッケイに対し、飯星ワルテル連邦下議は三月二十六日夜、十五台の中古パソコンと三台の印刷機を寄贈した。
 当日は、毎月一回行われる失業者向けの就職支援講座だった。会場には真剣そうな表情の日系、非日系あわせて百五十人ほどが集まっていた。
 最初に飯星連邦下議は「グルッポ・ニッケイはいい仕事をしている」と賞賛。続いて「日本に働きに行った人は手を挙げて」と呼びかけると会場の六割が挙手した。「この機材で講習を積めば、新しい職をえるためにもっと準備万端になる」と語った。
 続いて、その機材を修理・改良するのを約束したインスチツート・パウロ・コバヤシ(IPK)の小林ビットル代表は「喜んで協力する。このパソコンを全てグレードアップ(改良)して使いやすくする」とのべ、約八千レアルを寄付した。
 同グルッポの島袋レダ会長は「これで念願だった、パソコン無料講座が開ける。本当にありがたい」と感謝した。

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