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こどものその=サッカーコート3面の広さ=恒例慈善バザー12日に

ニッケイ新聞 2009年7月4日付け

 社会福祉法人こどものその(岡本ルイス理事長)主催の「第二十六回慈善バザー」(谷口ジョゼー実行委員長)が十二日午前九時から午後五時まで、サンパウロ市イタケーラ区の同本部(プロフェソール・ハセガワ通り1198)で開催される。
 今年もイタケーラ日系クラブをはじめ一千人のボランティアがスタッフとして活躍、やきそば、シュラスコ、お好み焼き、ペルニル、天ぷら、焼き鳥、海老の串焼き、うどんなど盛りだくさんのバンカが出店する。
 買い物コーナーでは人気の古着、花卉・植木のほか、セアザの篤志家から寄付される新鮮な野菜・果物が格安で販売される。同園の入居者による陶芸、鶏卵も並ぶ。
 野外ステージでは、日本の歌手中平マリ子さんのほか、平田ジョー、伊藤カレン、斉藤エジソンさんらコロニアの歌手によるショー。また太鼓、YOSAKOIソーラン、踊りなど、家族連れでも楽しめるように、一日中プログラムが用意されている。
 同園最大のイベントである同バザーの利益は、一カ月分の運転資金になる大事な催し。案内を行った岡本会長、谷口実行委員長、坂本アントニオ由起雄園長、頃末アンドレ副理事長は、「サッカーコート三個分の広さの会場が店や人で全て埋まるほど賑やかになります。ぜひ家族で繰出して」と呼びかけた。
 協力金として入場の際一人三レアルが必要(十歳以下と六十五歳以上は無料)、終了時に協力券と引き換えの抽選がある。当日は午前七時から終了時間頃まで随時、地下鉄イタケーラ駅のタクシー乗り場辺りから、無料バスが往復運行する。会場に無料駐車場あり。
 詳細・問い合わせ等はサンパウロ事務所(11・3208・3949)まで。

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