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ニッケイ新聞 2009年7月16日付け

 入植四十七周年を祝ったグァタパラ移住地。初日は来賓を招いての慰霊祭・式典、二日目はジャボチカバール、リベイロン・プレット、サン・カルロスなど近隣コロニアの出場者で賑わう演芸祭が恒例だ。地元紙「Tribuna」やテレビニュースで紹介されたこともあり、近隣都市の非日系人の来場者も多く見られた。雨の影響もあって、式典に間に合わなかったサンパウロからの来場者からは、「式典の開始をもう少し遅らせてもらえれば…」との要望も。
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 ブラジルを美しくする会の年中大掃除が八月十六日に行なわれる。今年は「日本を美しくする会」から三人のベテランが参加することが決まったという。同会ではアクリマソン公園(第二水曜日)、リベルダーデ広場(第一木曜日)のほか、タツアペ公園、ワシントン・ルイス通りなどで掃除会を開催している。タツアペ公園は最終日曜日午前十時から行なうとのこと。「小手試しに参加してみませんか」と呼びかけている。  
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 亡くなった主人の帰りをけなげに持ち続けた忠犬ハチ公。渋谷駅前の待ち合わせ場所としても有名だが、このたびハリウッド映画「HACHI 約束の犬」(ラッセ・ハルストレム監督)となって世界中に知られることとなった。「ハチ公物語」(八七年、神山征二郎監督)のリメイク版で日系アメリカ三世が脚本を手がけたとか。十二月からブラジルでも「Hachiko―A história de um cão」として上映されるようだ。

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