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東西南北

ニッケイ新聞 2009年7月22日付け

 二十一日に、ローマで開催中の世界水泳選手権の女子遠泳五キロで、ポリアナ・沖本選手が三位入賞を果たした。ブラジル女子で初、ブラジル勢としても一九九四年の男子一〇〇米自由形と同四〇〇米リレーでの銅メダル以来、一五年ぶりのメダルだ。一位のオーストラリア選手と二位のロシア選手が〇・五秒差、二位と三位も三秒差の好ゲームで入賞した沖本選手は、二十二日の遠泳一〇キロにも出場する。
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 二十一、二十二日の通貨政策委員会(Copom)では、経済基本金利(Celic)の〇・五%切り下げが予想されている。金利切り下げで融資も受け易くなるとされるが、景気回復を感じた金融市場では、融資の返済期間も長期化。北伯や北東伯では、生活扶助受給者などの低所得者を対象にした融資が好評で返済の滞りも少ないとの記事もある。がめつい人は嫌われるが、やりくり上手はどこにでもいる?
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 リオ州北部のサンフランシスコ・デ・イタバポアナで二十日、サトウキビ収穫のための労働者一〇五人が、奴隷労働を強いられていたとして解放された。連警の応援を得た労働省担当者らは、労働手帳にも登録せず、現地までの旅費や安全具の費用、住居費までを給与から差引くなどの無法を働いていた雇用者二人を摘発。法に疎い労働者から甘い汁を吸おうとした結果だが、解放された労働者には、バイア州出身者が八〇人含まれていたという。
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 新型インフルエンザ蔓延で保健省が二十日、病院などに、風邪の症状の患者とそれ以外の患者の入り口や診察場所を分けるよう指示。病院でウイルスに感染の例もあるから、昔からの知恵で安静を保つ方が賢いのかも。