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琉球舞踊協会が芸能祭=5百人出演で華やかに=2日

ニッケイ新聞 2009年7月30日付け

 ブラジル琉球舞踊協会(城間和枝会長)は八月二日正午からサンパウロ市の沖縄県人会館(トマス・デ・リマ街72)で「第五回芸能祭」を開催する。
 三歳から八十八歳まで総勢五百人余が出演。玉城流玉扇会、玉城流小太郎会、玉城流てだの会、太圭流華の会による舞踊のほか、琉球國祭り太鼓、レキオス芸能同好会エイサー太鼓による太鼓演奏など約五十演目が披露される。中でも有名な歴史舞踊劇である「与那国旅情」は本場の醍醐味が分かると城間会長は薦める。
 各流派の親睦や沖縄文化の継承を目的とした同祭。来社した城間会長、知花千恵子実行委員長、具志堅シゲ子第一副会長、栄野川ミヨ子第二副会長、古我知ゆり子監査役、島袋安雄県人会書記ら一行は、「舞踊は世代によって踊れるものが変ってくる。できるだけ多くの舞台を作り、機会を逃さずに披露し見てもらえるようにしています」と話す。稽古に参加する子供たちも、自然と沖縄の方言が身についているという。
 知花実行委員長は「皆多くの人に見てもらいたいと張り切っています。ぜひ会場に足を運んで下さい」と来場を呼びかけた。
 協力券は二十レアル。当日券あり。問い合わせは沖縄県人会(11・3106・8823)まで。

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