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東西南北

ニッケイ新聞 2009年8月12日付け

 サンパウロ州サンカルロスで、コッシーニャとポン・デ・ケージョ、ヘアクリームを盗もうとした疑いで、五日に暴行された大工が、翌六日に死亡した。スーパーの警備員二人がトイレに連れ込み、殴る、蹴るの暴行後、閉店までトイレに閉じ込めていたという。やっとの事で家まで帰り着き病院に運ばれた大工は、内出血と複数個所の骨折で死亡したが、限度を知らぬ暴行に背筋が寒くなる。暴行された大工がトイレに閉じ込めた事を知りつつ助けなかった人も、責任を問われるという。盗もうとしたとされる品は二六レアル相当だった。
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 南大河州では、ここ一週間に八月の平均降水量以上の雨が降ったという市が少なくとも一〇市。所によっては一二メートルもの増水が起き、避難生活を余儀なくされている人達も出ている。新聞に掲載された、橋の下で暮らしている路上生活者が消防士に助け出される写真に、昨年のサンタカタリーナの大水害が思い出された。
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 フェリッペ・マッサのケガで、二十三日のF1欧州グランプリに出場する事になっていたミハエル・シューマッハーが、首の痛みを訴え、出場が危ぶまれている。一方、来年も三台を連ねてF1を戦いたいと願っているフェラーリでは、マッサ復帰後もシューマッハーのチーム残留を希望しているという。今回は彼の走りが見られなくても来年の楽しみが残る?
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 父の日商戦では大賑わいとなったサンパウロ市の25・デ・マルソでは、十二日までと予定されていた舗道などの修復工事が大幅に遅れており、五月に別の場所に移動させられたカメロー達の復帰も遅れそう。全国の父の日商戦売上は、昨年比二・二%の伸びだったという。

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