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サントス=厚生ホーム「はるまつり」=今年は節目の35周年=13日

ニッケイ新聞 2009年9月2日付け

 サンパウロ日伯援護協会の養護老人ホーム「サントス厚生ホーム」(遠藤浩経営委員長、斉藤伸一ホーム長)は、十三日正午から午後四時まで、恒例の「はるまつり」を同ホーム(Av. Campos Salles, 60 – Vila Nova)で開催する。
 坂和三郎援協副会長、遠藤経営委員長、斉藤ホーム長、川守田一省広報渉外室長が案内のために来社した。
 一九七四年七月にサントス「移民の家」を老人施設として開設した同ホームは、今年で設立三十五周年。「移民の家」はサントス港に上陸したばかりの戦後移住者が休息、宿泊するための施設だった。
 「『移民の家』に寄ったという方も多いはず。昔を懐かしんで懇親会のような形で皆さん集まって」と遠藤経営委員長。当日は記念にケーキカットを行う。
 刺身や香ばしい鰯の炭焼きなどサントスならではの新鮮な海の幸、手製の漬物、やきそば、おにぎり、シュラスコ、天ぷらなどが用意され、スザノの太鼓グループ、花柳流金龍会の日舞なども花を添える。
 収益は同ホームの貴重な収入源となる。一行は多くの参加、協力を呼びかけている。食事代は二十五レアル(飲物別)。
 【往復バス】午前七時半に援協前を出発、十時サントス港観光船(別料金二十レ、六十五歳以上半額)、正午に会場着、午後三時に現地発予定。一人五十五レ(バスと昼食代込、会員五十レ)。予約は代金前払いで巡回診療班(11・3385・6604/はるみ)まで。

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