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世界マスターズ陸上=ブラジル日系選手が大活躍=フィンランド=清水さん金3個の快挙=5人でメダル11個獲得=4年後はブラジルで開催

 二年に一度開かれる「マスターズ陸上競技世界大会」の第十八回大会が、七月二十八日から八月八日までフィンランドのラハティで開かれ、世界八十八カ国から四千九百四十七人が出場した。ブラジルからは五十六人、そのうち日系人は十人が参加して清水義之さん(81、広島)の金メダル三個を筆頭に、五人がメダル十一個を獲得するという快挙を成し遂げた。
 「暇をみて練習をしているんです。体が言うことを聞かないから相談しながらね」と話す清水さん。その謙虚な様子は、百メートル走と二百メートル走、三段跳で見事一位に輝いたとは思えないほど。
 若い頃から陸上競技が好きで様々な大会に出場していたが、家庭の諸事情で十六年ぶりの同世界大会出場となった。百メートル走では、二位の日本人選手と一秒の大差でゴールイン。南米記録保持者の貫禄を見せつけた。
 六十歳で陸上競技に魅了されたという南千枝子さん(82、北海道)は、七種競技と高飛びで金メダル、走幅跳で銅メダルを獲得した。
 今まで世界マラソン大会で二度優勝経験を持つ中谷迪子さん(77、二世)は、足を痛めているためにやむなく他種目に転換したが、五千メートル競歩と一万メートル走で銀メダル、五千メートル走で銅メダルと、三つのメダルを持ち帰った。
 最高齢八十六歳の成田輝雄さん(北海道)は、二千メートル障害走で銀メダルを獲得。「記録は良くないけど、これが実力。こんなもんですかね」と淡々と感想を話す。
 前世界大会で槍投げと円盤投げで金メダルを獲得した松島巧さん(77、岡山)は、今回槍投げで銅メダルだった。悔しさを滲ませながら、「年を取れば取るほど、何故か日本人選手は他の国の選手に比べて強い。八十歳になったら頑張りますよ」と金メダルへの返り咲きを誓った。
 四年後の第二十回大会はブラジルポルト・アレグレが開催地だ。一行は、「それまで元気に過ごして、また参加するのが目標」と語っていた。
 一行とともに来社したアナスピ(サンパウロ日系マスターズクラブ)の宮村健治会長、古屋良造さん、菊地敏江さんも好成績を喜んだ。

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