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東西南北

ニッケイ新聞 2009年10月7日付け

 ブラジリアのカトリック大学の調査によると、ブラジルの人口の8割は欧州系の遺伝子を持つと5日付けフォーリャ紙。9月発表の全国家庭サンプル調査(PNAD)では、2008年の人口比は、黒人6・8%、黒人系混血(パルド)43・8%、白人48・4%、黄色人や先住民など0・9%となっていることと比べ、黒人系の進捗ぶりに驚くが、少子化傾向のブラジルでも、黒人系の人々の出産率が今もある程度高いということか? 遺伝子の構造により、薬の効果やかかる病気にも差が出るというが、これだけ混血化が進んでは、医師の判断も難しそう。
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 アルゼンチンのフォルクローレ歌手メルセデス・ソーサさんが、4日未明に多臓器不全で死亡した。軍政下での抵抗とラ米の声と称される豊かな歌声で知られ、〃ラ・ネグラ〃の愛称を持つ。遺体は火葬され、同国は3日間の服喪。彼女の歌声に励まされ慰められた人も多く、5日の葬儀には、ジュッカ・フェレイラ文化相もルーラ大統領の代理として出席した。
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 ミナス州での恐竜の化石発見は珍しくないが、サンパウロ州マリリアでも恐竜の化石発見と、3日付けフォーリャ紙が報じた。草食型の首長竜で、体長13メートルに達すると見られる化石は、保存状態も良く、ほぼ完全な形での発掘に期待がかかる。4月に発見された貝類の化石に注目した現地の研究者が、ブラジリア大学の専門家とも連絡を取りあって調査し、発見となったという。
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 サンパウロ市南部で6日未明、銀行の現金引き出し機を破壊中の青年が逮捕された。欲しかったのは10レアルだけだったというが、銀行ストでお金が動かせない人には気持ちがわかる事件の様な・・・。

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