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東西南北

ニッケイ新聞 2009年11月25日付け

 米国ニューヨークで23日、グローボ局が放送していたノヴェーラ「カミーニョ・ダス・インジアス」が、世界最良の連続テレビ番組として表彰された。ノヴェーラが庶民生活に根づいているブラジルだけに、テレビ、マスメディア界において輝かしい功績を納めた人物や団体を称えるために設けられたというインターナショナルエミー賞受賞での、関係者の喜びはひとしお。
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 保健省によると、ブラジルの生活様式や栄養状態は変化しており、1996年には5歳未満の子供の13・4%といわれた栄養失調が、2006年には6・7%に減少。栄養不足で身長が伸びない例も、5歳以下で75%、10~19歳で70%減少した一方、18歳以上の州都在住者の43・3%は適正体重を超えているというのは、懸念される数字。同期間中の平均身長は、男女とも、約3センチ伸びたという。
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 24日昼過ぎ、サンパウロ市セー広場の時計台の鐘が落ちるという事故が発生。セー大聖堂のものではなく、地下鉄の入り口そばに取り付けられていたもの。14時半現在、15メートルの高さから落ちたという鐘の重さや落ちた原因は発表されていないが、けが人などは出ていないとのこと。
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 リオ市では、23、24日と、連続して停電が起き、市民生活に支障を来たしている。23日の停電は市南部で起きたもので、24日は市西部も含む10のバイロやバイシャーダ・フルミネンセで停電。南部での停電は地下の送電線が原因で、それ以外の地域は変電施設での問題と見られている。10日の大停電後、アクレなどでも停電が起きており、電気関連の施設や送電網強化は為政者の頭痛の種となりそうだ。大雨の被害に停電。今回は断水は大丈夫?

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