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移民史料館=開館30年記念企画=来館著名人の写真展開催=三船敏郎、大島渚も…

ニッケイ新聞 2009年11月28日付け

 ブラジル日本移民史料館は、開館から30周年を記念した企画展『あの人も来た日本移民史料館~開館30年の歴史を振り返る~』を12月2日から、同史料館(9F)で開く。1月31日まで。
 文協、史料館、人文研の共催。ブラジル富士フィルム、トレンディーツーリズモ、コジロー出版の協力。ブラジルを知る会が07年に開いた「ブックフェア」からの寄付金も充てられる。
 同史料館は1978年の日本移民70年祭記念事業として、建設(9階部分は00年に増築)され、ブラジルを訪問する政治家や著名人は必ず訪問する場所として知られている。
 同展では、三船敏郎(俳優)、大島渚(映画監督)、古橋広之進(五輪メダリスト)、竹下登(元首相)ら、建設や開館時の写真約50点、過去の史料館の関連資料が展示される。
 書籍、Tシャツ、カタログなどの史料館グッズ、来場者数のデータなども記載された同展のカタログ(3レアル)も販売される。
 同史料館運営委員会の栗原猛委員長、山下リジア副委員長、大岩綾子ボランティアが案内のため27日来社、「史料館の価値を見直す機会になるとともに、関心も高まれば」と期待、多くの来場を呼びかけている。
 なお、1日午後7時からは、カクテルパーティーが行われる。
 入場料は常設展料金と同じ。一般5レアル、学生2・5レ、子供(6~11歳)1レ、幼児と65歳以上は無料。

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