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日教寺=40年以上続く年末寄付=11福祉団体に1万4千レ

ニッケイ新聞 2009年12月12日付け

 本門佛立宗日教寺(斉藤法明住職)は10日午前サンパウロ市の援協本部で、40年以上続く年末寄付贈呈式を行った。原敏晴事務局長、信者の吉川卓志さんが訪れ、日系・非日系11団体に対して各1375レアル45センターボずつ寄付を行った。
 毎年9月に行われるバザーで、婦人会が中心となって青年会、家族会のメンバーと一緒に日本食などを販売し、その利益をすべて寄付にあてている。
 原事務局長は、「補いの精神を持って働くという意味ではお寺も同じ。使命を持って活動されているみなさんに、僅かですが協力でき満足しています」と挨拶し、出席した代表者に金一封を手渡した。
 礼を述べた岡本ルイス社会福祉法人こどものその理事長は、「私たちが活動を続けられるのは、他の方々の協力があればこそ。職員一同大変喜んでいる」と感謝を表した。
 寄付を受け取ったのは援協本部、援協やすらぎホーム、援協あけぼのホーム、社会福祉法人救済会憩の園、社会福祉法人こどものその、希望の家福祉協会、Liga da Fraternidade、Cruz Verde、Caminho da Paz、Hospital das Clinicas(AEDREHC)、日教寺ボランティア班の菩薩グループ。

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