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ニッケイ新聞 2009年12月12日付け

 人文研が今年度から導入した「若手研究員育成のための奨学制度」に応募した候補者9人のうち4人が選ばれた。USP歴史学科の学生3人のテーマは「人種偏見」、「移民政策」、「ブラジルの日本移民研究と日系コミュニティ」、さらにUNESP農学部の学生一人のテーマは「イグアッペ周辺における日系農業技術の影響」だという。これから奨学生は人文研に通い、年に数回報告書を提出する。先月6日に急逝した田中洋典元所長が就任記者会見時に発表された同制度。11日午後、奨学生も出席した第1回会合が開かれ、鈴木正威新体制と共に人文研の新たなスタート。
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 横浜FCで活躍するサッカー選手のカズ(三浦知良さん)が、〃第二の故郷〃ブラジルに帰ってきている。20年間、来伯するたび必ず連絡が入るという木村理容店の木村光子さん(73、熊本)は、11日にカズから電話を受け取ったよう。10代で単身サッカー留学中のカズの髪を8年間切り続けた木村さん、「えらいよ、かずちゃんはいつも連絡くれて嬉しい。会えるのが楽しみ」とラブコール。

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