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援協診療所=消化器科チェックアップ=「40歳以上は年一度」

ニッケイ新聞 2010年1月20日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)のリベルダーデ総合診療所(Rua Galvao Bueno, 596、文協ビル内)は2月1日から26日まで、毎年恒例の専門科別月間人間ドッグ「消化器科チェックアップ」を実施する。
 食道・胃・大腸・小腸ガンや心臓麻痺、脳梗塞など、血液の循環に関係のある病気の早期発見が可能で、40歳以上の人に受診を勧めている。
 案内のために来社した坂和三郎援協副会長、鍬野いずみ診療所部長、南利実内科・胃腸科専門医師は、「理想は年に1回受診。家系に腸ガンになった人などがいる場合は、受けたほうがいい」と呼びかけた。
 検査項目は、胃カメラ、下部消化器官(S状結腸/直腸)内視鏡検査、血液一般・脂肪・中性脂肪、肝臓系酵素TGO・TGP・GamaGT、総ビリルビン、アミラーゼ、検便寄生虫・潜血、腹部超音波。
 通常は1210レアルかかるが、特別料金547レアルに設定。なお、ポリープが見つかった場合は生検(25・50レアル)が必要。
 検査は一日に2人までで。受診前指導が必要なため、予約は直接診療所で受け付けている。
 問い合わせは、診療所(11・3385・6600)まで。

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