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ニッケイ新聞 2010年2月10日付け

 サンパウロ市のデカセギ派遣業者の間では一昨年末の金融危機以来、日本からの求人は干上がりっぱなしだったが、ジアリオ・デ・マリリア紙7日付けによればマリリア市のミライ・ウェイ社は「徐々に求人が出てきている」という。「自動車組み立て、電機、食品関連を中心に戻っている」とか。同市にはこの1年で約300人が日本から戻ってきており、その多くが、訪日待機リストの120人にはいっている。現在、日本では外国人労働者受け入れに関する法規制が厳格化される傾向にあり、いずれ、再訪日したくでも「条件を満たさない」と拒否される人が増えるかもしれない。
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 サンパウロ近郊およびミナス州境、リオ州のコーヒーファゼンダを巡る「移民のふるさと巡り」(県連主催、3月17~21日)。すでにバス2台が満員となり、募集は打ち切られた。ただ、毎回旅行直前にキャンセルが出るため、「空き待ち」予約は受け付けている。代金はツイン、トリプル部屋1180レアル、シングル部屋1570レアル。問合せは、グローバル旅行社(11・3572・8990)まで。
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 9日付け本紙は、製版業者の手違いで2面と7面が入れ替わってしまい、読者のみなさんに迷惑をおかけしました。謹んでお詫びします。今後、同様のことがないように業者に厳重なレクラマを入れました。今後とも、ご愛読よろしくお願いします。

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