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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2010年4月1日付け

 コロニアの求心力を失っていることにようやく気付いた木多喜八郎会長を始めとする文協幹部はこのほど、聖南西連盟やノロエステ連合の会合に出席した。しかし、その影響力、知名度の低さに愕然としたようだ。先般、「美空ひばりフィルムコンサート」で企業や日系団体の協力を呼びかけたものの予定額にはるか及ばず、白紙撤回。その企画・実行力のなさを痛感してもいる▼数年前からその屋台骨を揺るがす大問題となっているINSS問題も追徴金が500万レアルを超えた。会計事務所を経営する木多会長は、「文協は張子の虎。運営はこれ以上無理。晩節を汚したくない」とすでに辞職届けを提出、執行部は慰留にやっきになっているー▼「万愚節」「愚人節」とも呼ぶ今日は四月バカ(エイプリル・フール)。「四月の魚」と言うらしいフランスでは、3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを楽しんでいた。1564年に1月1日を新年と改めたことに反対する民衆が「嘘の新年」として騒いだことを起源とするとか。3月末に座禅を組むインドの仏教徒が悟りの境地から迷いの世界に戻る4月1日を「揶揄節」と呼んでいた説もあるようだ▼「ロンドンの時計塔『ビッグベン』がデジタル方式になる」(英BBC)。「足元のおならで東京タワーが傾く」(東京新聞)など、世界中のメディアも〃嘘をついていい日〃を楽しむ。四月馬鹿ニュースは、あり得ないものであるべきで、冒頭の話は可能性がないでもないので不出来だったかも知れない。信じた人もいるかも知れないので念のため―冗談です。(剛)

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