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東西南北

ニッケイ新聞 2010年4月7日付け

 5日に降り始めて猛威を振るうリオの雨。年末年始の悲劇を思い出す人も多いかも知れないが、今回の水害で、カブラウ州知事が、州政府は対策をとってきたが、危険地域に入り込んで住み着く人がいる事が被害を大きくしたと発言。08年のサンタカタリーナ州での大水害や、サンパウロ州やサンパウロ市の夏の水害時にも、土砂崩れが起き易い場所や、川との標高差のない地域住民への批判が相次いだ。そんな場所や地域に住み着かざるを得なかったのは何故で、どうしたら事故を未然に防げるのかについてなど、地域住民も含んで議論との知らせはついぞ聞かないが…。
     ◎
 05年発効のサンパウロ市の舗道管理条例違反者が年毎に減少。とはいえ、舗道管理が万全となったのではなく、当局への通報が減ったため。05年は3116件の違反が摘発されたが、09年の違反は1052件と66・2%も減っている。同条例は家屋所有者に舗道の管理を義務付けるもので、舗道用のタイルの材質や、幅、道路との傾斜角度などを逐一言われれば、違反対象とならない舗道の方が少ないほど。現実には、市の細則制定不足もあり、車椅子利用者など、デコボコ、段差だらけの舗道を使う市民の苦難は続いている。
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 パスコアの連休(2日の受難日から4日の復活祭まで)中の国道での交通事故死者が114人に達し、昨年の85人より34%増え、サンパウロ州内州道での死者も、26人が36人に38%増えた。道路警察によると、事故件数は国道25%、サンパウロ州道13・74%増。負傷者数は国道26%増に対し、サンパウロ州道は0・54%減。雨にたたられた連休だった事が第一原因というが、高速道路の運転に不慣れな上に雨では、事故の多発も無理はない?

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