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東西南北

ニッケイ新聞 2010年4月17日付け

 パラナ州の少女がはめていたシリコン製の細い腕輪が原因で、実際に性交を行うに至った事件は2日付本紙既報だが、〃愛情の腕輪〃とか〃友情の腕輪〃とか呼ばれる同種の腕輪が、サンパウロ市25・デ・マルソで大量に捨てられたとの報道。リオ市では、15日付官報記載の公立校内で使用を禁じたもののリストにこの腕輪が入っているという。販売禁止処置や使用禁止処置が広がれば、売ろうにも売れず、捨てられるのも当然か。
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 14日から15日に豪雨に見舞われたバイア州では、サルバドール市で46万5千人の子供の授業中止など、雨の被害が続いている。バイア州では14日からの雨以前にも強い雨が降っており、15日までの8日間で5人が死亡。サルバドール市内の31歳男性は、居住地域でも雨による被害が出始めたと聞き、子供3人を連れて親戚の家に避難。雨が弱まったため自宅に戻ってみた時には、何年もかけて建てていた家ややっと買った家財道具は瓦礫と化し、泣きの涙。「苦労して建ててきた家なのに」と絶句後、「子供達だけでも助かったのは、不幸中の幸い」と自分を慰めたが、同州での死者には、土砂崩れに巻き込まれた2歳と6歳の兄弟も。リオ州ニテロイの被害者も167人に増え、同州の死者は253人になったと16日伯字紙が報じた。
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 今年の土地なし農民運動(MST)の「赤い4月」は例年より強硬といわれていたが、15日のMSTによる侵入行為は今年最大規模。15日までの農場などへの侵入はペルナンブコ州の19カ所を始め、サンパウロ州9カ所、パライバ5カ所、セルジッピ3カ所、セアラ2カ所など。銀行や農地改革院施設なども狙われたとの報道も流れている。

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