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東西南北

ニッケイ新聞 2011年11月8日付け

 6日に起こった、リオ・デ・ジャネイロ市のファヴェーラの銃撃戦でのテレビ・カメラマンの死。実際に警察の特別機動隊が出動した事件を見ると、やはり思い出されるのが、大ヒット映画「Tropa De Elite」ではないだろうか。伯国で昨年記録的な大ヒットとなった「PART2」は、米国でも11日に公開され、既に高い評価も受けている。たしかに現実味と説得力が強いからこそ鑑賞者は引き付けられ、共感や感動も覚えるのだとは思うが、いざ、映画の世界を彷彿とさせる出来事が実際に起こってしまうと気持ちは少々複雑。本当はこうした作品を作らなくてもいい日が来るのが一番なのだろうが、そうするとその分、すぐれたアクション映画も減ってしまうか…。
     ◎
 2日のフィナードスはカメラを手にしたゾンビ姿の若者がたむろしていた聖市立劇場は改修工事を終えたばかりだが、聖市東部アリカンドゥーヴァのショッピングのナタール(クリスマス)のテーマは音楽で、外の庭園には飾り付きの市立劇場のレプリカ(複製)設置。アナリア・フランコは1950年代の遊園地再現、シダーデ・ジャルジンはサファリを模すなど演出の方法や規模も様々だ。聖市ではパウリスタ大通りも見物だが、パパイ・ノエル(サンタクロース)が多すぎて、どんなプレゼントを頼めば良いのか迷いそう。

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