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パラナ州議会=吉井さんに名誉州民章=地元への貢献認められ

ニッケイ新聞 2010年6月15日付け

 パラナ州議会はロンドリーナで15日、建設会社を経営する吉井篤さん(71、二世)に「名誉州民章」を授与した。
 建築業界での活躍に加え、地元の発展に対する貢献から、加藤テルオ州議が推薦していた。
 吉井さんは、パラナ州工業企業連盟(FIEP)の役員やパラナ日伯商工会議所の副会頭を始め、地元商工業界の団体で重職を歴任、08年には、ロンドリーナ市の日本移民百周年祭典委員長を務め成功に導いた。
 06年には、地元社会の発展と住民の生活向上を目的に基金を発足させ、文化活動のプロジェクトを推進するなど、地元の活性化に尽力した。
 吉井さんは本紙の取材に「今年で会社創立から45年。社会にお返しの積もりでやってきたことが認められて嬉しい」と話した。

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