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参院選=8度目の在外選挙へ=25日から公館投票=聖総管内は文協ビルで

ニッケイ新聞 2010年6月17日付け

 日本の通常国会が16日閉幕し、同日夜に行われた臨時閣議で第22回参議院議員選挙の日程を6月24日公示、7月11日投開票とすることが決定した。日本国外在住の有権者にとっては、8度目の在外選挙となる。ブラジル国内の在外公館投票は25日(ブラジル時間)から実施される予定。在サンパウロ総領事館管内の公館投票は、今回もサンパウロ市の文協ビル(R. Sao Joaquim, 381)が会場となる。

 投票は、在外公館投票、郵便投票、日本国内における投票の三つの方法で実施される。
 郵便投票は、在外選挙人登録した有権者が登録した自治体選挙管理委員会に投票用紙を請求して投票する方式。すでに投票用紙請求の受付は始まっている。
 在外公館投票は25日から7月3日までの9日間、午前9時半から午後5時まで実施される。
 サンパウロを除くブラジル国内の在外公館投票は、大使館および各地の総領事館。
 サンパウロ総領事館管内の公館投票は07年の参院選から文協ビルで実施されており、今回も同ビルが会場となる。
 09年の衆院選では世界209カ所の在外公館で4日間公館投票が実施され、比例代表に2万4325人、小選挙区に2万3769人が投票した。最も多かったのがサンパウロ総領事館で、投票数は比例1580、小選挙区1308だった。
 サンパウロ総領事館によれば、6月16日時点で、同館管内の在外選挙人登録者数は約1万2000人。

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