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JICA日語教師研修=期待を胸に日本へ出発=ブラジル、ペルーの4人=日語セで基礎コース終了=「少し自信がついた」

ニッケイ新聞 2010年7月3日付け

 ブラジル日本語センター(谷広海理事長)で5月18日から行われていた2010年JICA日本語教師研修基礎コースの全過程が終了し、6月24日に閉講式が行われた。
 同研修では3カ月の通信教育、聖市で1ヵ月半、日本で2カ月ほど日本語教師としての基礎から模擬授業等の実践的なものまで広く学ぶ。
 閉講式では、まず谷理事長が「桃栗3年柿8年。なりたい自分の実現のため、時間はかかるが、努力し続けること。そしてそんな環境にいられることを感謝し、これからも頑張って先生として、人として素晴らしい人間になって下さい」とはなむけの言葉を送った。
 続いて、JICA日本語教師訪日研修OB会の弓場パウロ会長、講師を代表して松本留美子さんがねぎらいと激励の言葉を述べた。
 時間にして約150時間、資料の重さは5キロ以上ともなった聖市での研修を終えた、山下小百合さん(カンポ・グランデ)、杉本明美さん(ベレン)、大城アンジーさん(ペルー・リマ)、金城リカルドさん(ペルー・リマ)ら参加者一人ひとりに、谷理事長から受講証明書が渡された。
 研修員を代表し、金城さんが日本語で感謝の言葉を述べ、一同記念撮影を行い、閉講式を含めた聖市での研修の全過程が終了した。
 「いっぱい日本人と話しをして、生の日本語を沢山聞きたい」と話すのは杉本さん。目標は生徒を飽きさせない先生になることという。
 大城さんは「研修中に勉強と共に色々なものを見られたのが楽しかった」と話した。初めて見た大西洋、歴史ある日本語学校、移民の家の見学など印象深かったものは多かった。二人は共に土日にも課題に取り組んだ。
 日本語検定1級を持つ金城さんは「4人で助け合い仲良くやれた。日本での研修は厳しいと聞いているけど、サンパウロで少し自信がつきました」と流暢な日本語でインタビューに答えた。
 研修員の4人は24日、25日に分かれて日本に出発し、2カ月の厳しい研修に挑んでいる。
 研修後は自国に帰り、それぞれの場所で教鞭を振るう。

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