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【特集 ブラジル相撲選手権大会】第49回=ブラジル相撲選手権大会=聖南西が総合8連勝=樋口選手 無差別級で優勝=パラナの姉妹が女子を制覇

ニッケイ新聞 2010年8月11日付け

 ブラジル相撲連盟(篭原功会長)は7月24、25日、サンパウロ市ボン・レチーロ区にある日伯文化総合運動場で、『第49回ブラジル相撲選手権大会』と『第13回ブラジル女子相撲選手権大会』を開いた。全伯から9チーム約200人の選手が参加、総合で今年もスドエステ(聖南西)相撲連盟(大瀧多喜夫会長)が優勝。連続8年の総合優勝となる。個人の無差別級では樋口高大(ひぐち・たかひろ)選手が昨年に続き2連勝、全伯制覇で通算6勝を上げた。女子は今年もパラナのシルバ姉妹が重量級、無差別級を分け合って、それぞれ優勝した。

 24日午前8時から、穂園佐武朗さんが土俵祭りを行い先亡者の慰霊と出場選手の無事を祈願した。同8時45分、入場式。全伯の9チーム約200人の選手が土俵の西と東に分かれて整列。グランデABC、ノルテ、ノーバセントラル、パラナ、リオグランデ・ド・スール、サントアマーロ、スドエステ、サンパウロ、パラー。
 開会式が同9時に始まり篭原会長は「念願の土俵を建設していただき、カサビ・サンパウロ市長に感謝申し上げます。選手の皆さんは日ごろの練習成果を十分に発揮し、スポーツマン精神に則って相撲を取っていただきたい」とあいさつした。
 下本八郎顧問(元サンパウロ州議)は「来賓、審判員、監督、選手、応援の皆さん、おはようございます。102年の日本移民史の中で、ブラジル相撲大会は49年の歴史があり、女子相撲は13年になる。女子相撲は私が導入したこともあり、相撲を奨励する意味を込めて、持ち回りの女子相撲優勝杯を寄贈させてもらいました。これからも頑張ってください」と述べた。
 ブラジル日本文化福祉協会の木多喜八郎会長は「来賓、議員、会場の皆さん、おはようございます。相撲は日本移民の歴史とともに発展し、13年前から女子も土俵に上がって相撲を取れるようになりました。良い結果が出るようにお祈り申し上げます」とあいさつした。ブラジル日本都道府県人会連合会の坂本アウグスト副会長、サンパウロ日伯援護協会の酒井清一・元会長が来賓として参列した。
 牧山義紀審判員長が「審判員の行司、判断に従ってください」と選手団に求め、ルッカス・アブラヤ選手が選手宣誓をした。下本顧問から篭原会長に、持ち回りの女子総合優勝杯が手渡された。優勝旗返還式のあと、伯国相撲連盟の本村巌理事から持ち回りの総合優勝旗が寄贈されたことが報告された。
 大相撲の元・十両として活躍した若東は「サンパウロ市内に土俵ができたので、これからはできるだけ後進の育成に協力していきたい。ブラジルの相撲界は極めて健全な発展を遂げている。」と審判を努めながら語った。日本の大相撲の不祥事については「大相撲とアマチュア相撲を同列にして論じることはできないが、日本のマスコミは大げさに騒ぎすぎている感じがする」と慎重に発言していた。
 25日は午前8時から試合が行われ、正午から昇段式が行われた。初段に6人、2段に7人、名誉5段に3人、名誉6段に1人、名誉7段に桑原三郎さんと本村巌さんが昇段した。

【男子個人】1位、2位、3位(2人)の順
(幼年=エドウィン・タベス、ビクトル・カマルゴ、マコト・シモムラ、リカルド・アウグスト・レーメ(少年=ルイ・デ・サンジュニオール、ルッカス・アブラヤ、ジョーゴ・ウエハラ、ジョゼマール・デ・メロ(青年=ダビデ・モラエス、マックス・シルバ、ジエゴ・フローネル、ダイーロ・ソアレス(成年軽量級=タダシ・タカクラ、ジェニウトン・チブルシオ、マルシオ・トゥリンダーデ、ブルーノ・タキカワ(成年中量級=プリニオ・モウラ、リカルド・アオヤマ、ユウゾウ・サトウ、ヨシヒロ・ヒグチ(成年重量級=ジューリオ・セザール・ビエイラ、マーリオ・フラベッチ、ビクトール・パストレーロ、ルッカス・デ・アルメイダ(成年無差別級=樋口高大、ビクトール・パストレーロ、ジョナス・アンジェリン、ガブリエル・フェルナンデス
【男子団体】
(幼年=スドエステ、ノルテ、ノーバセントラル、パラナ(少年=パラナ、スドエステ、ノルテ、グランデABC(青年=パラナ、グランデABC、ノーバセントラル(成年=スドエステA、リオグランデ・ド・スール、サンパウロA、パラナA
【女子個人】
(幼年=モニッケ・ロペス、タミレス・サントス、ジャケリーネ・ロドリゲス、ラリッサ・マシエル(少年=ドロテイア・ダ・コスタ、アンドレッサ・フレイタス、エステーラ・レオン、ジョイス・ドス・サントス(青年=ラファエラ・ダ・クルス、ナタニー・フレイタス、ダラナ・ダ・シウバ、ジョイス・ベゼーラ(成年軽量級=ルシアーナ・ワタナベ、エジネイア・キタバヤシ、ステファニ・アマンシオ、フェルナンダ・G・カンパーナ(成年中量級=フェルナンダ・ロージャス、ジュリアンナ・メデイロス、メイレ・ウエハラ、マリア・Ap・ベゼーハ(成年重量級=ジャケリーネ・ダ・シルバ、ジャナイーナ・ダ・シルバ、アナ・クラウジア・デ・ソウザ、アマンダ・ダ・コスタ(成年無差別級=ジャナイーナ・ダ・シルバ、アナ・クラウジア・デ・ソウザ、フェルナンダ・ロージャス、ジュリアンナ・メデイロス
【女子団体】
(成年=パラナA、ノルテ、スドエステA、スドエステB
【世界ジュニア選抜】
(男子軽量級=レオナルド・ナオユキ・ナカムラ(男子中量級=ジエゴ・フローネル(男子重量級=ルイ・アパレシード・デ・サー・ジュニオール(男子無差別級=ダビド・デ・モラエス
(女子軽量級=ドロテイア・ダ・コスタ、(女子中量級=ジョイス・デ・リマ・ベゼーラ(女子重量級=ナタニー・フレイタス(女子無差別級=ラファエラ・ダ・クルス

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