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国際交流基金=日本語教材の統一化へ=教科書「ことばな」研修会=州立外語センターに無料配布

ニッケイ新聞 2010年8月13日付け

 サンパウロ州内で初めて編集された統一公教育用日本語教科書『ことばな』の教師向け研修会が7月29、30の両日、国際交流基金サンパウロ日本文化センターで開かれた。日本語教師9人が参加した。

 『ことばな』は202ページからなる。聖州教育局が国際交流基金を通じ、日本語専門家の池津丈司氏に依頼していたもので、このたび完成した。州立学校外国語センター(CEL)で日本語を履修する生徒へ無料配布される。
 これまで日本語教育のテキストは各教師が選んでいたため、教育のレベルにばらつきが生じるなどの問題があった。
 「ことばな」は、学習者がよりよく理解するよう、表を使った質疑応答問題が多く使用されるなどの特長がある。
 研修会は、参加者らがテキストを元に30分ほど模擬授業を行い、池津氏が指導する形で進められた。
 教師歴2年の大村マユミさんは、「統一されることで他の教師との指導上の連携も図れる」と喜び、関係者らに感謝の意を表した。
 池津さんによれば、この公教育用日本語教科書は3年をかけて6冊作成する予定。池津さんは「ただ単に言葉を学習するだけでなく、その背景にある文化も理解できるような教科書作りを目指した」と話した。

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