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和紙絵展25日から=当地特製の和紙も使って

ニッケイ新聞 2010年9月2日付け

 ルイザ・オオクボさんが指導する和紙絵教室「アトリエ・カミアルテ」の生徒たちの秀作を見せる第1回和紙絵展が25日(午後2~6時)、26日(午前10~午後6時)に開催される。会場=Kei Espaco de Arte (Rua Paracatu, 775, Pq. Imperial)。
 和紙絵は心温まる独特の雰囲気を持つ。それに惹かれて、20年以上前に3回訪日して和紙絵やちぎり絵を学んできた叔母から技術を習い、オオクボさんは10年ほどまえから教室を始めた。現在では十数人の生徒がおり、6~7年続けている人もいる。
 通常は、富士山などの日本の風景や花などを題材にするが、ブラジルならではのイグアスの滝、ポン・デ・アスーカルを扱ったものから、インドのタージマハールなども描かれているという。
 普通は日本から持ってきた和紙を使うが、今回展示される作品には、当地で生産されているサトウキビやバナナの葉の繊維も使った特製和紙も使われている。
 オオクボさんは「ぜひみなさん見にきてください」と呼びかけている。

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