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東西南北

ニッケイ新聞 2010年9月14日付け

 13日まで開催の柔道世界選手権東京大会で、ブラジル選手が更に2つのメダルを獲得した。開催初日に女子78キロ級のマイラ選手がブラジル女子初の銀メダルという金字塔を打ち建てたのに続く銀メダルは、男子66キロ級のレアンドロ・クーニャ選手。ジュニア選手権優勝、04年と08年の五輪で銅メダルという実績を持ちながら結果が出ずに苦しんでいたが、今大会では、銀メダル獲得と共に数カ月後に父親になるとのアナウンスもされ、周囲の歓喜の輪が更に広がった。もう一つのメダルは、女子48キロ級のサラ・メネーゼス選手の銅。準決勝では日本選手に判定で破れたが、3位決定戦では五輪銀メダリストのフランス選手に一本勝ち。今後が期待される若手の一人だ。
     ◎
 人工甘味料の利用は要注意! ブラジルに多い糖尿病の人やカロリー制限したい人が砂糖代わりに使う人工甘味料は、低カロリーといわれる一方、砂糖のような満足感が得られず、菓子や飲み物の摂取量が増える傾向があるという。自然の材料を使ったステビア系は同量の砂糖の300倍など、天然砂糖の40~600倍の甘さが出せても、食欲などをコントロールする脳が反応しなければ、食べる量を調整できないという証拠だ。食物は、見た目と食感など、様々な形で味わわれる。和菓子のカロリーは洋菓子より一般的に低いなどの知識も役に立つ?

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