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東西南北

ニッケイ新聞 2010年10月27日付け

 ロメウ・ツーマ上議が26日にサンパウロ市のシリオ・リバネース病院で多臓器不全のために亡くなった。享年79。アラブ系の多い25デ・マルソ街でシリア系コミュニティの重鎮たる家系に育った。第2次大戦時のナチスのアウシュヴィッツ強制収容所主任医官で〃死の天使〃とも呼ばれたヨゼフ・メンゲレが、終戦のドタバタにまぎれてドイツ系の多い南伯に逃亡していたが、自身の連邦警察長官時代の最大の功績はその遺骨を見つけたことだとしている。軍事政権後期のDOSP(政治社会警察)長官として政治犯の取り締まりの責任者だった。当時を知る人間がまた一人、真実を墓に持って行った。
     ◎
 サンパウロ市ブタンタン~アクリマソン間で、燃費は従来型より35%少なく、排気ガスも80~90%減るというバスのテスト運行が始まった。時速20キロまでは電気、それ以上はジーゼルで走るというハイブリッド型で、従来型より10人ほど収容人数が減るが、環境への優しさを考えれば、積極的に推奨したいもの。サンパウロ市の後はリオ市でのテストが予定されている。サンパウロ市の場合、来年3月の再テストでOKなら、200台購入の構想もあるようだ。一方、サンパウロ市地下鉄5号線工事の入札結果が6カ月前から分かっていたとの26日付フォーリャ紙報道で、サンパウロ州政府が事実関係の捜査を命じると共に、入札無効を発表。再入札日程は未定。

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