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東西南北

ニッケイ新聞 2010年11月11日付け

 8日付フォーリャ紙に抗生物質の人体への影響は2年間続くとの記事。多剤耐性菌問題を考えるには、人間が使用する抗生物質を規制するだけではなく、牛や鶏などの餌に混入する抗生物質の影響も考慮する必要がある事を示唆する内容だ。欧州では家畜の餌への抗生物質混入を90年代から禁止しているが、ブラジルはまだ野放し状態で、労働者党のチオン・ヴィアナ上議提出の規制法案も、上院の農業改革委員会で止まったまま。病気治療のためであっても、病原菌以外の菌が薬効に晒されて耐性を獲得する可能性があるため、むやみな使用は禁物だという。
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 9日夜からの雨で、サンパウロ市では3カ所で洪水や倒木による停電などが発生とサイト情報。一面の海と化した道をコンビ車がそろそろと行く様子は朝のニュースでも映したが、本格的な雨の季節到来前からこれでは先が思いやられる。中西部や北部などでも本来の雨季突入前に荒ぶれた所が出たのも、地球温暖化の副産物か。落雷で年間150人前後が亡くなる国だけに、嵐の到来前倒しの可能性ありという話は…。
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 サンパウロ市の25・デ・マルソ街では、人出の増える13日~12月24日の間、カルロス・デ・ソウザ・ナザレ街~ラデイラ・ポルト・ジェラウ間の車両乗入れを10時から17時まで禁じる。人ごみの中、買い物の際はすりや盗難にも注意を。

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