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東西南北

ニッケイ新聞 2010年12月28日付け

 伯字各紙は、今回のクリスマスのショッピングセンターでの売上は前年比13%増などと手放しの喜び様。しかし国内総生産に比較したクレジット額が昨年は45%、今年は48%と増え、来年は50%と予想されるとの先日の報道と考えあわせると、実はクレジット分割払いが増えたバブル的な経済拡大なのであって、本当の所得増による購買力増加なのかと疑問視する声も。
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 連邦下議らがお手盛りで自分の給与の大幅アップを瞬時に採決したと思ったら、〃シャワー効果〃で次々に下の州議レベルでも給与アップが可決されている。与野党を超えたこの連係の良さは驚くばかり。どうして国民の重大事ではその団結が見せられないのか。もしかして、この〃シャワー〃は市議まで行くのか。選挙が終わった直後にバスやメトロ、議員給与を電撃的値上げ。でも悲しいかな、大半の国民は次の選挙までにその事実を忘れてしまう・・・。
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 景気変動が票の動きと常に直結するブラジルにおいて、大統領選挙までは経済にカンフル剤でもなんでも打って、何が何でも好景気を持続させようとしていた可能性も指摘される。とすれば本当の景気の状態は良くも悪くも新年に現われるかも。次期政権は緊縮財政といいつつそれなりの予算成立だが、最低賃金は540レアルか、労組要求にそった引上げありか?

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