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東西南北

ニッケイ新聞 2011年1月19日付け

 アルゼンチンでもピエロが政治界へ進出—?!昨年10月の統一選挙で、チリリッカことコメディアンのフランシスコ・エヴェラルド・オリヴェイラ・シウヴァ氏が伯史上2番目に多い130万票の投票で連邦下議に当選したが、今度はアルゼンチンでコメディアンのアントニオ・クエロ・チュクレンゴ氏が政界に挑戦するという。今年行われるエントレ・リオス県コンコルジア市の市議選へ立候補を表明中。一体何票の指示を集めるのか、こちらも歴史を刻む結果に?
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 この夏の雨では、リオ州始め、ミナス州やサンパウロ州などでも死者が出ているが、生き残った人達が家族や友人などを失った痛みと闘いながら救助活動に加わる様子などに心動かされる人も多い。テレビでは、両親を失った子供がその死を知らされないまま病院スタッフと無邪気に遊んでいる様子や、4キロ先まで流された11歳の少年を救出して感謝された男性、飼い主の墓に寄り添う犬、救出された犬にボランティアとして餌をやる11歳の少年の姿なども放映。過去の災害被災者がどうやって痛みや苦しみを乗り越えたかを語ったサイト記事もあるが、互いに手を差し伸べ支え合う事で心の傷が少しでも癒されるのだろう。岡山県総社市の医療救援団体AMDAの看護婦とサンパウロ出身の同市職員が支援のため来伯など、救援の手は国外からも。

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