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宮崎県人会=〝移住史テスト〟と県人名簿発刊=東洋会館で祝賀パーティー=25日

ニッケイ新聞 2011年2月24日付け

 ブラジル宮崎県人会(谷広海会長)は25日午後7時から東洋会館(Av. Liberdade, 365)で、先月19日に行なった「移住史テスト」の表彰式、県人名簿のランサメント、1期2年を務めた黒木慧前会長の退任式を行う。
 同テストは県や移住の歴史を子弟やブラジル社会に知ってもらうため、日本人移住全般について書かれた「宮崎県南米移住史」のポ語翻訳版を元に実施したもの。
 66人の申込み者のうち19人が参加し、1位には非日系人の少年が選ばれた。当日、カナダ航空から賞品の日本往復チケットが贈られる。
 案内に来社した黒木前会長、吉加江ネルソン名誉会長は「まさか非日系人がコンテストに参加して優勝するとは」と驚きの様子で説明する。
 その他、同会が2009年の創立60周年を記念して実施した実態調査を元に発行した県人名簿(800ページ)のランサメントとあわせ、「恥ずかしいが」と謙遜する黒木前会長から退任のあいさつが行われる。
 会費は無料。軽食を準備し、会員ほか一般の参加も呼びかけている。

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