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東西南北

ニッケイ新聞 2011年3月2日付け

 1日はリオ市の市制記念日—。446周年を迎えたリオ市は、サンクリストヴァン地区キンタ・ダ・ボア・ヴィスタでのバンド演奏や80〜90年代の思い出の場面再現など、特別なプログラムを展開。かつては皇帝も住んだ町並みで市制記念日を祝ったカリオッカ達の間では、カーニバル本番に向けた興奮も高まっている。
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 カーニバルといえば、トリオ・エレットリコと呼ばれる楽器や歌い手、踊り手を載せた車もつき物だが、ミナス州南部のバンデイラ・ド・スルでは2月27日、7千ボルトの電線が切れ、トリオ・エレットリコ上の人や地上の人々が感電する事故が起きた。この事故では15人が死亡、数十人がケガをしており、1日現在も入院中の人は13人と伝えられている。
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 サンパウロ市東部ポンテ・ラーザのスーパーで2月27日、手荷物預かり所に置きっぱなしになっていた鞄から28万レアル余りの現金と宝石類が見つかるというミステリー。28日に鞄を取りに来て取り押さえられた女性は、家政婦をしていた家から盗んだと供述しており、該当する家の主人に連絡してみたところ、確かに盗まれたという。問い合わせるまで被害届けも出ておらず、こんな大金をどこから調達し何に使うつもりだったのかも疑問だ。主人達はアパートを買うための資金だったというが、どこまで本当?

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