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宮城県人会=青葉祭りで被災地応援=毎週土曜に「青葉チャリティ市」

ニッケイ新聞 2011年3月22日付け

 東日本巨大地震と津波により大きな被害を受けた宮城県。すでに母県への義捐金受付けを始めているブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)では新たな支援活動として、26日から毎週土曜日に「青葉チャリティ応援市」を開催することを決めた。中沢会長と鈴木運蔵副会長が本紙を訪れ、紙上を通じて参加を呼びかけた。
 農産物(野菜、果物、花など)、衣類、食料品など、有志が寄せた品物を会場で販売し、その収益の一部を義捐金に充てる。集まった義捐金は宮城県の災害対策本部へ送る予定だ。
 同会と青葉健康生活協会が第1、第3土曜日に開いている「青葉祭り」に場所を設け、それ以外の土曜日にも開催する。会場は同祭りが行なわれる県人会館の地下一階で、時間は同じ午前7時から午後4時。必要に応じて1階のホールも利用する。出品・販売方法、寄贈の方法については同県人会(電話=11・3209・3265)と話し合いの上で決めるとしている。
 一行によれば青葉祭りに参加している団体も賛同しており、コチア青年連絡協議会なども協力の意向を見せているという。中沢会長は「皆さんの善意、応援したいという気持ちを少しでも吸収し、なるべく多くの人が参加できる活動ができれば」と話し、出品、来場を呼びかけた。
 問い合わせは同会まで。

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