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及川医師新会長に就任=アマゾニア援協総会で=過去最高の保護謝金も

ニッケイ新聞 2011年4月1日付け

 【パラー州ベレン発】アマゾニア日伯援護協会(BENAMA)の第47回定期総会が、3月27日午前9時30分より同協会講堂において、名井(みょうい)良三在ベレン総領事、小島康蔵領事、パラー日系商工会議所の丸岡レオナルド理事ら来賓を迎え、147人(委任状含む)の会員出席のもと開催され、役員改選で及川定一氏が新会長が選出された。
 いくた生田ゆう勇じ治会長は、援協の改革・改善を目標に掲げて援協の運営に携わってきたが、昨年開催された臨時総会で決議された土地売却・定款改正・福祉・厚生ホームの独立・医療保険制度の売却などの諸問題を残して辞任した。
 新役員は次の通り(任期は2011年3月〜2013年2月)、敬称略)。会長=及川定一、副会長=海谷英雄、第一専任理事=八十島(やそじま)エジソン、第二専任理事=長瀬成志(せいし)アレクセイ、第一会計理事=オリヴェイラ・モラエス・タダチ・ロビソン、第二会計理事=本多猛(たける)アルフレッド、理事=五十嵐栄祐、理事=諸石(もろいし)輝雄、理事=高尾勝美、監事長=生田勇治、監事=牧野一夫、監事=山本オサム・ジルベルト、補欠監事=大江紀夫の各氏で、援協創立以来、初めて三役に医師4人が就任した。
 なお総会では懸案事項であるアマゾニア病院第3病棟の完成、福祉・厚生ホームの独立法人化、トメアスー十字路アマゾニア病院独立採算制、アマゾニアサウジの売却もしくは独立法人化を目指すと共に、同協会の慈善団体認可の停止に伴う組織の統合化と再編成を図ることを継続事業に掲げた。新理事会のさらなる奮闘が求められている。
 一方、在ベレン日本国総領事館(名井良三総領事)は、当日、来賓挨拶の中で移住者保護謝金下半期分の小切手(5万220レアル)を生田会長に手渡した。上半期と下半期の合計はドル換算で(7万959ドル)となり、昨年を上回りこれまで最高の金額となった。
 移住者保護謝金とは外務省が行っている事業のひとつで、生活に困窮している中南米の移住者への支援を目的とし、医療及び生活面で援護処置を実施した団体に対する謝金である。当地では、アマゾニア日伯援護協会が厚生ホームで実施している援護処置が主な対象となっている。(パラー州通信員=下小薗昭仁)

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